MISSION

タニラグの使命 

タニラグは、生産者という立場で誠実で正当なモノづくりを目指しています。生産背景という最も見えにくいストーリーを正確に表現し、世代を超えて長期的にご愛用いただける上質な製品つくりに向き合うため、「本物」を追求する、という生産背景の本質にシンプルに向きあいます。

全製品は、倫理面と地球環境に配慮した素材を優先的に使用し、収益の一部は、モンゴル国の子どもたちへの成長支援を主とした社会支援活動にあてられています。

タニラグは、お客様ご自身がお買い物を楽しみながら社会に貢献することを可能にし、社会に変化をもたらす仕組みを創出する企業でありたいと願っています。

タニラグが目指すビジネスモデル

先進国が高度消費社会の中で、豊かさと利便性の向上により物質的な豊かさを得たその裏で、途上国の貧困と環境破壊は深刻な状況にあります。

 

タニラグは、ファッションを通して途上国の人々の生活を支援したいと考えています。

 

フェアトレードは、ボランティアや寄付ではありません。途上国の人たちに支払うお金は、労働の対価、すなわち正当な賃金であり、商品の正当な代金です。タニラグは、途上国で暮らす人々に、寄付という形でお金を援助しようとは考えません。生活基盤を確立できずにいる人たちに寄付などで援助をすることは、時に働いてお金を稼ごうという意思を奪います。いわゆる「援助慣れ」です。途上国の子供たちにとって物乞いをすることも立派な収入なのです。

そんな彼らに寄付という形でお金を渡すことは、現状を変える手段にはなりません。

「本当の支援」とは、彼らに働く機会を提供し、仕事をする場を生み出すことで、自立自助を可能にする道を示すことです。そして、彼らが提供した労働を、商品代金や賃金として正当に評価し支払うことです。

 

モノを購入することで、お客様ご自身が途上国を支援し、ひいては社会貢献を実現し、社会の仕組みを改善することであると考えています。タニラグが徹底するフェアトレードにおいて、お客様が支払うお金は、商品の代金です。モノを購入しお金を支払うことと引き換えに、完成度の高い商品がお手元に届きます。

 

その背景には、途上国の人々に仕事を提供するという、最も効果的な手段で自立援助を行う仕組みが作られているのです。

SHARING HAPPINESS IS SIMPLE

Our happiness is multiplied by the number of people who share it with us.

なぜモンゴル国なのか

タニラグは、途上国でのビジネス展開を提案する際、途上国の中でも最も難しい環境下を優先し、モンゴル国を選びました。

 

人口が300万人に満たない市場、海がなく流通経路が限定される地理的デメリット、絶対的なモノ不足、極寒の冬が年間を通して最も長いという環境、経済格差と絶対的貧困から成る治安への不安、情報網と情報源の欠如など、ファッションという枠の中で経済活動を行うには、貿易業務が円滑に進まないため、投資家が魅力に思う要素が著しく少ない国であることは言うまでもありません。人口が少ないということは、経済活動をおこなう上で、人材の確保が困難です。海がなく流通経路が閉ざされているため、材料調達や輸出入における時間とコストはかさみ、マイナス40度の冬期間は製品の品質保証の観点から貿易を自粛せざるを得ません。

しかし、モンゴル国には、眠っているすばらしい商材があります。モノづくりにたいして意識の高い、まじめな技術者がいます。たしかな流通システムと生産管理を徹底すれば、必ずモンゴル国の商材を世界に向けて発信できると考えます。私たちは、前例のない国でビジネスモデルを提案する必要性を感じ、早い段階でチャレンジすることに大きな意味があると確信しています。

 

タニラグは、モンゴル国の人々の生活に寄り添って歩んでいける、愛と配慮に溢れた企業で在り続けたいと願っています。

タニラグの生産工場

タニラグ製品は商品の品質管理の観点とモンゴル国への継続的な社会寄与を実現するため、生産国をおもに、日本,モンゴル国、イタリア、韓国の4つに選んでいます。モンゴル国での生産工場は、アイテム別に自社工場、フエルト工場、カシミヤ工場がそれぞれあり、設備投資のすべてを日本からモンゴル国に輸出し、現地工場に提供しています。最高級な日本製の機器でモノづくりをし、良質な製品を作り上げることを現地の職人におぼえてもらうことに、フェアトレードの意味があると考えています。日本からは専門の技術者を年に一度、モンゴル国に派遣し、機械のメンテナンスを行います。

 

日本工場:東京の老舗バック専門生産工場、革工場、織工場に支えられ、デザイン面、価格面、技術面トータルで企画をし、製品をつくりあげています。

イタリア工場:皮革素材の雑貨、限定商品、限定数量アイテムの生産をおこなっています。

 

韓国工場:おもに革製品のサンプル生産をおこないます。量産工場ではなく、ハンドメイド専門工場で、熟練の技術者と丁寧なモノづくりを行います。また良質な材料調達、雑貨類、ハンドメイドの布製品生産も提携工場の協力を得ています。

 

こうした工場選定はすべて、モンゴル国でのビジネス活動を円滑にすすめるための試行錯誤の結果です。

「メイドインジャパン」を応援しながら、

「メイドインモンゴリア」を支える

タニラグは、途上国での社会支援を行う一方で、国内の生産工場、地場産業に関わる企業の技術力の高さや製品の優秀性、産地としての実力を高く評価し、メイドインジャパンとそれを支える技術者と協力しながら、長期的にご愛用頂ける商品開発に取り組んでいます。タニラグの代表的製品である革製品とカシミヤ製品は、日本の技術力と伝統に支えられています。カシミヤ製品は、モンゴル国への技術革新を促す目的で、岡山県と山梨県に所在する老舗織工場に協力をお願いし、モンゴル国のカシミヤ糸の織り技術向上を日本の技術で支援してきました。メイドインモンゴリアを世界に、という目標は日本の伝統技術あってこそ実現出来るものなのです。